今朝の気温マイナス2,5度。晴れ。
昨日よりも真っ白い霜です。
昨日の「露草」これは昨日の写真ですが。。今朝は、萎んでいます。
今朝は、お隣も、早くから、薪ストーブの煙。。我が家は、灰を取り除いて、焚き始めました。
きのう昼間は、暖かくて。先日より解いている反物。。カルサンを残して都合10枚を解きました。
着物を解くと、縫い手の違いが。。良く判ります。。丁寧な、糸目に縫い順も、色々です。昨日残りの二枚を、一枚は、喪服と、もう一枚は、羽織。。喪服を最後にと思いましたが。解き難い羽織を最後にして、喪服の解体。。妻先等は、細かい縫い目ですが。。襟付け等は、何と針目は、2〜3cmと粗くて緩い。。一所を切って引っ張ると、ズルズルと。。裏側、胴と八掛の縫い目の細かさだけを切り離して、解き終わり。。ほっとして。昼休憩。。
午後は、暖かい表で。。最後の羽織を解き始めたました。。
その目の細かい事。。細かい事。
袖口等は、針目2mmから、3mmは、最近縫っているミシン目より細かい位です。。針目を鋏で切断して。糸クズを拾い。。なかなか進みません。。
もうイライラが襲って来ます。。
でも、実はこの羽織は、私が。。母から、頼まれて縫った物。。着物好きの母は、次々に着物を購入。。
それらを縫う約束で、着物の専門学校に通う事を許してくれました。
松坂屋ドレスメーカー女学院には、自力で通いましたが。。着物に関しては、最初は、余り興味も無くて。。でも、初等科中等科高等科と進む内に、歴史や、デザインが加わり段々と面白く成りました。。先生の助手にファッションショウのモデルさんへの着付けのお手伝い。。や、年に一回の自分デザインの発表会は、大きな会場で、まるでデザイナーになった様な。。
その後神戸で教師を経験。。
でも、話は羽織の解き。。こんな細かい縫い方を、教えて頂き、又この縫い方を色んな方に教えました。。
木曽に来ても、何枚か、都合。着物類は、800枚縫いました。。
これをどこかで解いていると思うと、憂鬱に成りました。