今朝の気温3度(今10度)室内21度。
晴れ。。。
車で走ると、キジが左から右へツッッツ・・・と歩いて渡る。。。
『早くしないと、轢かれるよ!!』
思わずブレーキ架けながら、それでもその姿の可愛さを目で追いつつ・・
昨日はまちの案内人の会から、権兵衛峠の水枡の視察研修に参加しました。
伊那の西箕輪村では肥沃な広い土地を持ちながら、水が無いばかりに、粟やひえしか作ることが出来なかった。
北白川に水利権が無いばかりにとうとうと流れる水を見ては、ため息をついていた。
そこで、木曽の奈良井川から水を引く事を考えたのは明治初年(1868年)の事、その水とて、松本平の人たちの大切な水を引く事。。。その権利を得るのにも大変な苦労をした。
時は明治6年、機械も無く、・・・山の御料林は無断で一本でも木を切ると首が飛ぶと言う時代でした。
つるはしやジョレンを手に幾多の困難と犠牲の闘いで明治6年権兵衛峠を通り北白川まで12kmの水路を完成するも、伊那と木曽との対立や、地元村落における水利権をめぐる紛争で、通水は二年後の明治8年に・・・。
流量調節は・・・・この水枡で行われた。
深さ10,6cm、幅1,23m、長さ9,06mの埋桶に、ピンポン玉を浮かべて水の速度を量り、水量調節をし、余分な水は松本平に流れる仕組みになっています。
この水のお陰で・・・
木曽では特に木曽福島や、奈良井では、お米が獲れず、権兵衛峠を越えて、伊那から運ばれていました。
今唐松やもみじが紅葉するなか、総勢19名。
権兵衛峠頂上(R361トンネルから直ぐ)で
手作りのおにぎりや玉子焼きに美味しい漬物で、お昼にし。。。
午後は、そこから徒歩40分ほど『森の巨人たち100選』に選ばれた、天然唐松を見に出掛けました。。。。こちらは急坂で健脚向き。。(後日掲載します)
落ちていた木の枝を杖にして・・・・、 いい運動になりました。