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杜子春の風邪も一日ぐっすり眠ると、昨日は抜けてしまった様でしたが、その風邪が狭い軽トラの中では、こちらに移って来た様で・・・・・。

 何だかボーーーーーとしています。

 大阪玉串川両側の桜並木をバンダナ姿の杜子春が何を思うか、トボトボ歩きます。
 そして隣接する山本球場での野球を金網越しに眺めては、ニコニコしています。
 住宅地の一隅を亡くなられた後、財産提供され、皆さんが集える場になっている甍家と丹精な植え込み、古い井戸などが残る公園を眺めながら、そこに書かれている

・ 酒・タバコ・飲食はしない様に・・・・。

の言葉を読んで、『これでは楽しくないね!!!』
と文句を言いながらベンチに腰掛け、タバコをプカプカ吹かせて、しばし佇み、又桜並木を眺めつ・・・・。

 川向こうの大きなあの家は友人の家、電話で声だけでも聞こうと思いましたが、お化粧もせず、この姿と云いながら・・・出て来て下さいました。
 向こうから手を振って懐かしいお顔・・・・。

 そしてもう一人の友人に電話を掛けると、
『桜を見に行きたかったけど、誰か連れて行ってくれないかと・・・・』
 皆少しづつ身体の不自由を抱えながら・・・・・。でも逢うと懐かしさと、変わりは無いか、あの事この事話は止まりません。

 皆でおうどん屋さんへと向い・・・・ました。
白い土壁に藍染濃淡の粋な暖簾、表に列するお客様、やっと順番が来て、手打ちうどんとそれは美味しいお酒をご馳走になりました。

 一ショット600円〜・・・よく見ると5000円!!!。

 サッパリとした味や又、ほんわりとフルーティないい香り、杜子春は初めて味わう銘柄十四代・が気に入って・・・風邪の影響でか、気持ちのいい酔い加減。。。。。生湯葉やタラの突き出しも好い当てになって、 満足顔です。
大盛り釜揚げと細打ちザルうどんをぺロリと平らげました。

 そしてこの桜並木を北から南迄走り(約5km程続く)・・・・・

 友人ともお別れして・・・
翌日はもう一度軽トラに揺られ、桜並木を外環状へと帰路に着きました。