今日も雨音高く、時折風が吹き、長くつづく雨は止みそうに在りません。
薄い長袖のサマーセーターを着てみましたが、これでも肌寒く、毛糸のセーターに着替えねば成らない様な寒さです。
昨年より溜めていた、着物や羽織の解きを、合間をみながら始めています。
解いた着物を洗濯機で洗い、生乾きの間にアイロン掛けします。
右から左に布を平らに織り目に直角にかけるのは、至難の業です。
少しのゆがみや、アイロン台の平らでない分のチジミは今度仕立てる時に直す事にして・・・・・。
でも着物仕立ての時は細心の注意で、布のアイロン架けをしていました。
若く、視力も良く、このアイロン掛け一つで、袷の添い具合が決まりました。
昨夜は男物の着物に、着物裏は紺の藍染めなので、アイロン台の布も青く染まり、手指や爪も綺麗な藍色になりました。
解きも粗い縫い方の方もあれば、細かく丁寧な方、袂には綿ぼこリと共に、タバコのキザミが残されていて、何とも云えない匂いがします。
着物五枚に羽織が二枚。
アイロン架けも終盤は疲れきります。。。
長さにすると、着物の反物は通常約12m裏布とで、24m×5=120m
羽織は通常8m、裏布とで16m×2=32m で合計152m
以前解いてあった布も足して200m・・・・もアイロンしました。
布巾は一尺は37.8cm、洗濯機で洗うと35cm位に縮みますので、200×0.35=70平方メートル 坪数で21坪
二十坪40畳のアイロン架けです。。
(お風呂に入りながら、間違いに気付き訂正しています)
後三枚程解いて、この秋冬に備え、男物の作務衣の準備が整います。