2007年01月
この品はユニフレームと云って鉄板を超大型プレス機で絞って作られているとの事で、従来の鋳物に比べ、色んな点で優れものだとか・・・・最初に鍋をガスコンロに掛け煙が出るまで空焚きし、野菜屑を油で炒め最初のシーズニング(慣らし)が終了。素適なイブシ色になりました。
最初の料理はすき焼きを作りました。
ガスコンロで肉・砂糖・醤油・野菜・おふ・コンニャク等の順に入れ、熱が均一に入る為か直ぐに煮上がり、後は薪ストーブの上で保温を兼ねて・・・夕食には杜子春が美味しいけれど、
『深くて肉が見えない・・・・・。』と一言ありました。
野菜に隠れ肉が少ない性かも・・・。
続いて肉じゃが・・・・。
これもジャガイモがほっくらしてとても美味しかった。
次は鶏肉のハーブ焼き、
鶏肉に塩コショウし、少しのオリーブ油で、鍋の中で焼き色が付くまで炒め、白ワイン・ローズマリー、タイム等を入れ、薪ストーブの上で・・・・蒸し焼き状態で肉も柔らかく、ハーブのいい香りで、食卓に出すとあっと云う間になくなりました。
その後じっくりダッチオーブン料理を極めたい等と思いながら、台所のテーブルの上で黒光する鍋を毎日いとおしく眺めるだけで、料理の方は大分遠のいていました。 編み物第一・・・・・ですから。
昨日久し振りに小粒のジャガイモ一袋210円で購入し、
水で良く洗い、皮付きのまま、無水でこの鍋に入れ、薪ストーブの上に架けておきました。
1時間半位で、中まで火が通り、ジャガイモ自体から出た水分が鍋の底にあります。そこへ、摺りゴマ・味噌・きび砂糖・醤油小1・しょうがの摩り下ろし・酒・味醂少々を混ぜて、この中へ入れジャガイモに絡めます。
夕食まで、薪ストーブの上に放置し、これもほっくらと適当に味が染みて美味しかったです。
この料理は開田へ来て村人から教わりました。
鍋はタワシで洗い少し水分を飛ばす為に火にかけ、後オリーブ油又はサラダ油を塗っておきます。手入れも簡単です。
Hさん薪ストーブの季節が終わらない内にもう少し調理メニーを増やしたいと思っています。
私は残念ながら今年は見せて頂く事が出来ませんが、Sちゃんは今年も素適な踊りを披露される事と思います。
内の娘が4歳Sちゃんが3歳で同じバレエ教室に通い、可愛い踊りを見せてくれていた事、フスティバルホールでの発表会等を思い起こします。
その後もSちゃんはズーとバレエを続けて来られロシアに留学もされて、今は教室で指導され、その素適な雰囲気の踊りには、バラではないけれど、山百合の様な凛とした芳しさを感じます。
お母さんのYさんに会場へ出掛ける時の装いにとKさんと相談してセーターをプレゼントする事にしました。
『セーター届いたヨ、今着せてもらっているの!、腰からウエストに体の線に沿って・・・・、衿のレースも素適ボタンも・・・・・』
ボタンは杜子春に頼みましたが小さなボタンへの掘り込みがとても大変だった・・・・、もうこんな仕事は二度と嫌だよ!!!!と云われてしまった話等をして・・・・
飾りの花の色合いも素適・・・・、春にはブラウスかティーシャツを中に来ても好いねえ・・・、今とっても温かい・・・・・。ありがとう。。。。。
喜んで貰える事が本当に嬉しいです。素適な舞台を想像しながら・・・・・・・。
発送する少し前に別荘のFさんにお見せして、モデルに着て頂いた時の写真です。
昨夜から1〜2cmの雪が降りました。風は冷たさを感じない初春の様な気持ち良さ、朝から道路と車庫の回りの雪掻きで気持ちのいい運動になりました。
牛乳がきれていたので、杜子春の軽トラに便乗して大畑商店まで買い物に出掛け、そこで勧められてコーヒーをご馳走になりました。
沖縄のカステラとお菓子を出して下さり、少し甘くて一汗掻いた後なのでそれがとても美味しかった・・・・、片側にくっついていた紙の様な物をはがし・・・・でも他の方はお皿に何も残っていないので、良〜く見るとそれはパイナップルを薄くスライスして乾燥させた物。それもパクリと頂き仄かにパイナップルの味がして、
小母さんが
『(車で)送っていくよ・・・・!』と云って下さったのを、ありがとう・・・とお断りしてテクテクと坂を下ってきました。
ほんの少しの道中ですが、途中に出会う車の多かった事、スキーに出掛ける車でしょうか、通る度にガードレールの方に身を寄せていい運動になりました。
あの車はマイアなのかチャオなのか・・スキー場も繁盛のようです。
今朝の気温マイナス13・5度、室内6度。
昨夜から予報マイナス13度・・・の通り今朝の気温は下がりましたが、雪も無く、台所のお水も通常に出ますし、お茶碗や布巾も凍ってはいませんでした。
今年は本当に暮らし易いです。
昨日Fさんにお誘い頂き、バスで木曽福島の合庁へ出掛けました。二時の開場に一時間早く着く為、直ぐ隣のAーCOOPで買い物をし・・・合庁の二階会場へ出掛けました。
図書の貸し借りをされておられた人達・・・・やがてF先生の講義が始まる。
椅子を持ち寄り半円に先生の方を向いて、窓のカーテンも閉めて、
そして紹介の後お話が始まりました。
穏やかな語り口で、ゆっくりと、又控えめな言葉に段々と期待が高まります。
小テーブルの上に持参されたローソクにマッチをすって火を付けられました。
仄かに揺らぐ、ともし火と共に何だかお伽の世界に入って行く様です。
子供さんが一人お話には入らずでも横の舞台で一人遊びをされていて、一人の自分を元気づけるかの様になにやら喋りっ放し・・・・。お母さんが小声で注意されている様子も何だか、可哀相・・・・。とうとう遠くの方へ連れて行かれ・・・
やっとお話の声がはっきりと聞こえました。
私は目をつむり、物語の情景を想像しながら・・・・と
あるお話が始まると、何だか聞いたような物語です。マアシャが意地悪な小母さんに言いつけられたのは、冬の寒空に『苺を摘んで来なさい!』との事、
木枯らし吹く中、苺等在る筈も無く、とそこへ12月の精が現れ、マアシャの為に春の精に頼むと辺りは緑の原になり、そこかしこに苺の実を摘む事が出来・・・・勇んで家に帰ってきました。
喜んだ小母とその娘はその苺を全部食べてしまいました。そして今度はリンゴを摘んで来なさいとの命令です・・・・
眼を瞑りながら、想像出来ますその情景は丁度一年前の大阪国際会議場・メインホールで、見せて頂いたバレー『くるみ割り人形』の一場面でした。
眼を瞑ると一層鮮明にあの時の事や友人との楽しい一時を思い出させてくださいました。
Fさんのお話は本当にここ何十年か忘れていた心に中になんとも暖かい火を点して下さいました。
お話の最後にローソクの火を消す瞬間に何か願い事をして下さい、必ず叶いますよ・・・・・。
私は今大きな誰にも云っていない願い事がありましたが、でもFさんと出逢った事のお礼を願い事とすることにしました。
もう一つは又いつか・・・・・・・。
本当に有難うございました。
今朝の気温マイナス4度、室内7度。
ほんの少し雪が舞い、その雪が朝日にキラキラ輝いています。
木曽福島から開田高原への道路の雪は道端に積った物を除けば殆ど消えています。ですが、
管沢のペンションのらくろさんから、少し進むと日陰には車輪の痕を除いて時々少し凍った所もあります。
キャンプ場から左へ恩田の別荘地へは、管理センター辺りから、道巾一杯に真っ白な雪道に驚きました。
直ぐ近くの素適なFさんのお宅へお邪魔しました。ガラス越しに雪景色が本当に雪国の様です。。。。
ベランダに置いた小鳥の為の餌場に丁度リスがやってきました。懸命に餌を食べ、こちらを向いて挨拶をして・・・・。
『なついてしまって、すっかり餌を食べて行くの・・・・』
リスの身になってみると・・・『いい処みいっけたぁ・・・・』
参加者11名、前回での課題を持っている方のその後の進展や今後の課題を出しながら、皆さんのご意見をお聞きしました。
同時に『猫の手』の今後のスケジュールを、出し合いました。
施設へのお掃除や草引きボラ・・木曽踊りの練習、地蔵峠・鳥居峠のハイキング等、年間の半分程の予定を決め、次回は3月に集まる約束をしました。
3時間程が過ぎ、その後各自持参の昼食をテーブル一杯にお漬物やデザートのケーキパン等、で楽しい食事になりました。
(食事もすっかり終わってからやっと気が付きパチリ・・・)
私はバスで木曽福島へ、『おもてなし推奨店をつくろう計画』4時間程の講義を受け、陽もとっぷり暮れた、寒い家に辿りつきました。
今日は10時の気温2度、室内17度。本日快晴。
昨日は(株)まちづくり木曽福島 『町の案内人の会』の勉強会に参加しました。
・木曽十一宿の視察勉強等の検討を行いました。
日程や場所の検討がなされましたが、又貴重なご意見は視察もいいが、先ず(地元の勉強)足元をしっかり固める事が大事。
・又『木曽路の女』に逢いに行く・・・と題したあるツーリング隊の方が作成された冊子には
木曽にまつわる女性・・・巴御前・お通・皇女和宮・松尾多勢子・島崎藤村の愛した女たち・・・等の詳しい資料を頂きました。これからゆっくり読ませて戴きます。
・つづいて田中博先生の木曽地方の歴史はもとより広範囲に渡る知識の広さには本当に驚きました。
御岳山の噴火に関した地質等の調査をされたお話等も伺いました。
開田にも昭和28年まで赴任されて居られ・・・もっと知りたいもっと勉強したいこれからの会合も本当に楽しみになりました。
田中博先生が文を担当された本の紹介がありました。今回出版された分厚い本『木曽路大紀行』と以前に出された『木曽の源風景』・・・・皆さんも機会がありましたら本屋さんで是非ご覧下さい内容充実しています。
暖かい朝です。
今年も沢山の年賀状を頂きました。
もう何十年も逢っていない方、今の暮らしを文中で想像したり、又気に為っていながらなかなか逢えない方や何時も見守って下さる方、何年か前に編んだベストを愛用して下さっているとの便り等‥
もう25年も前にお世話になった生協の課長さん今は残職四年にして、ベーカリー事業も立ち上げましたとの内容。頑張って居られるんだなあ・・・・。と
又昨年お立ち寄り頂いたお客様に木の工房杜子春横浜へ椅子50脚納めたお話をしました所、訪ねて行って見て来て下さったらしいのです。大きなログハウスのイタリアンレストラン『ラ・バンビーナ』オーナーの方ともお話され、お食事され、あの椅子が元気で振る活躍との嬉しいお便りでした。
又東京への便りに息子が今年は東京へ引越し・・・とちょっと書かせて頂いたのですが、熱いお便りを頂きました。
息子さんに『○○○・・』の連絡先を教えてやってください。何かあった時はいつでも何でも相談に乗ります。と・・・・・
又不動産屋を営む開田にも何度か来られた、なめくじ隊のAさんは東京の下宿探しご支援しますよ。。。。
若い時からお世話になった実家のお向かいさんだったKさん今年はそばのお花是非見にお出掛け下さい。 皆さん有難うございました。
今朝の気温マイナス9度、室内段々暖まって12度。
夜中の5時頃はもっと冷えて居たのではないでしょうか。雪は降らないものの寒々しい朝です。
暖気をしながら、杜子春が『寒いからいいよ!!』
「いいよ!」こんな事くらいしか出来ないから・・・・の言葉は飲み込んで。。。。照れくさいので、私的な気持ちはなるべく書かない様にと思っていましたが、坂の上へ上がって行くのを見送って、
回りに人は歩いていないか!、車は来ないか!、オンボロに為って来た車が急坂を無事に進めたか!、
病院通いのお婆ちゃんを乗せて行くのもついでだし・・・・等を考えながら、見送っています。でも杜子春はその先右へ行ったか、左へ行ったかを確認するのも大事な事と以前もう10何年も前に言ってくれた言葉を思い出します。今日はブルーシートの幌が左へ工房へ向かって行きました。
昨日 は開田支所迄バスで出掛けました。所用を済ませ、帰りはトコトコ歩いて帰って来ました。日陰に雪が凍っていないか視察でもあり、又快晴の御岳山普段車では写せないポイントの撮影を兼ねての事です。小さな沢水が氷爆していたり、
途中の絶景ポイントにお家を建てられたBさんをお尋ねしてみました。羨ましい程の御岳山絶景ポイントです。
突然の訪問ですが、『どうぞ・・どうぞ』と歓待して頂き、玄関から直ぐに雄大な御岳山が目の前に拡がります。
Bさんのお話では、『友人がこの景色だけで、もう充分と一日中家の中で満足されます・・・・』の言葉も本当に納得・納得です。
色んな話をしてしまいあっという間にお昼になり、急いで坂を下って、谷底の柳又へ戻ってきました。
午後は杜子春に頼み髪の毛を揃えて貰い、こんな日はやっぱり暖かい物で、白菜のクリームシチューを作りました。ベーコン・ブロッコリー・シメジ・夏に保存のトウモロコシを入れて、少し薄味でしたがお変わりして温まりました。
寒〜い朝です。
一月十四日は厄払いです。
今年厄年に当る、17歳のKちゃん・42歳男の厄年に当るOさんと昨年生まれた可愛い男の子・・・
集落の入り口付近に皆さんが集まってきました。銘々に大きな袋を持って、
東京に居るKちゃんの変わりに祖父母に当るKさんご夫婦が後ろ向きになり、袋一杯のいろんな小品や小銭を投げます。
皆さんは、投げられた品を拾います。
厄を多くの皆さんに拾って貰う事で平穏を祈る行事です。
厄年の人はそのあと後ろを振り向かずに西野神田にある八幡神社へお参りします。
今年は初めて杜子春も参加し・・・、楽しみました。
カップ麺やタバコ代を拾い、この拾ったお金はなるべく早く使ってしまう事、財布の中にしまって置くと厄がこちらに住み着くかもね。早速買い物に行きました。
西野土橋でも工房近くのTさんが厄年との事でマタマタ子袋を抱えて帰ってきました。
今朝の気温マイナス10度。
昼間は風も無く寒さも感じない一日でした。
すずめがいるよ・・・・!と杜子春が、
玄関先の軒下にトコトコトコッと丸々太った小鳥が2・3羽います。
良く見ると、すずめでは無く・・・・ですが鳥の名前はよく解りません。
紫蘇の実やこぼれ種を移動しながら、ついばんでいます。
近寄ってカメラを構えても、餌拾いに夢中で逃げもせず・・・
急な雪に木の実が見えなくなって、こんな所迄、探しに来ていたのでしょう。
又お隣のボケの真っ赤な実は毎年重たい位に実を付けます。がこの木にもこんもりと雪が積もってしまい、窓越に小鳥の影がみえますが、木の実探しも大変になりました。
冬は小鳥が飛び交う様を見ていると、何だかこちらまで、元気を貰えます。
Nさんからお便りを頂きました。小鳥はノビタキではないですかとの事です。
有難うございました。
昨夜ほんの少し雪が降ったようですが、7時半頃東の空からキラキラと太陽が昇ります。
道路の雪は雪掻き名人の開田除雪車のお陰で通行はスムーズです。
一昨日は所用で木曽福島へバスで出掛けました。
載せて頂くと回りの景色がゆっくり見られます。
木曽福島迄の40分余りは本当に気持ちの好い時間です。
乗りあった方達が話し掛けて来られて・・・
『凄い雪だったね・・・・。』
「でも景色は綺麗ですね・・・・もうこれ位でいい〜わ」
『未だ来週位に降るよ!』
木曽福島ではこの大雪のやり場に困っています。ショベルカーで大型トラックや軽トラに積み替え、木曽川に捨てに行きます。
道路の真ん中でゆっくりと雪掻くおばあちゃん。
狭い木曽福島の中では、大きなバスの運転は大変です。
・・・ゆっくりと家の前迄下がって行かれました。
途中こっくりこっくり居眠りしたり、・・・・。
帰りの車中からは雪煙の御岳山がそこここから見えて楽しい旅でした。
昨年の事ですが・・・・
宴会は何時も楽しいのですが・・・・少し前より参加させて頂き、参加早々に行われた
(木曽福島(株)まちづくり木曽福島のまちの案内人の会での勉強会後の)懇親会では、
新参者ながら、皆さんと楽しい語らいと又余興のヤスキ節、やお皿二枚を伴奏に渋い歌声と踊る手振りには、最近忘れていた、転げまわる程に笑い転げてしまいました・・・・。
今木曽福島は真剣です。この(株)まちづくり木曽福島は、
100人以上の人々が六チームに別れ、
・ぶらリソフト開発チーム
・耳より情報発信チーム
・花いっぱいチーム
・関所代官チーム
・キャンペーンチーム
・まちの案内人チーム等々に別れ、
日々案を練り実行に移す・・先ず木曽福島が元気にならなければ、やがて他の地域もついて来る事を願って・・・・
開田が【日本で一番美しい村】に選ばれ、又国交省の関連財団が主催する「中部創造大賞」では「木曽福島・上の段地区の町づくりが優秀賞と特別賞のダブル受賞しました。
先日オープンした『漆の館』につづき以前栄えていた「へぎめ八沢春慶」を復活さる為・・旧林藤商店の寄贈を受け次は『木地師の館』開業に向け準備を進めています。
田中勝巳町長さんのブログ【木曽川スケッチ】を読ませて頂くと、活動への想いの熱さ殊更に感じます。
又、町長さんのブログの文中議会報告後の活動が掲載されていて、開田地区の住民数名が町長室を訪れ、「おんたけ循環型農業構想」の提案書を差し出した。
12月定例議会では、町ぐるみ健康づくり、教育・食育、図書館(800人以上の署名の請願書も提出され、議決)、等々、さまざまな提案を頂いた。とありました。
【日本で一番美しい村】のあるべき姿をしっかりと考えて折角保存して下さった先人の想いを良く聞き乍。。。
開田の麻織物を甦らせてたいねぇ・・
昔の遊びや民謡を楽譜化したい・・・
古い民家群を保存したい・・・
森林軌道跡を整備したい・・・
(出来れば森林鉄道も動いて欲しい)
里山を山野草で埋めつくしたい・・・
綺麗な渓流を守りたい・・・等‥
いつか実現します様に・・開田もがんばれ!!!の想いです
やっと雪も止み、お昼前には、陽が射して来ました。
今朝も除雪車が来て下さいましたが、ガレージ前には除雪で置いてゆかれた雪の硬い塊が、大きな岩位もあります。
食事終わって杜子春がせっせと雪掻き、ちょっとやそっとでは動きません。片付け済んで、私も参加、大きな塊を崩しながら、下迄運ぶと・・・杜子春が畑へ、ほおり投げ・・・・・、汗も出て来て熱い位です。
そこへ昨日のショベルカーで、Sさんが・・・昨日のお礼を云うと、『こちらこそ・・・』と又この塊をガッガッガッ・・・と二度三度・・・運んで下さいました。
「助かりました、それで充分です・・・」
本当に助かりました。その後陽が射し始めて少しづつ重くなって来た雪を・・やっと片付け終わり、疲れもどっと出た杜子春です。
が、今度は工房の雪掻きに向かいました。
屋根のツララが1m位・・キラキラと輝いています。
昨日は凄い降りでした。開田高原積雪57cmとの事。
柳又は雪の少ない所、
『西野の工房の近くは凄いよ、除雪車も忙しすぎて回って来無いので、あちこちに放置した車が在るよ・・・・』といい置いて、
お昼過ぎ、杜子春が出発しましたが、雪が多くて途中迄、上がっては、家の前まで、下がり、又上っては途中で、前へ進まず、右に振れ、左に振れ・・・・危ないなあぁ・・と思った途端、側溝にはまってしまいました。
私も前後の雪を必死に掻いて、薪を側溝に押し入れて・・・・エンジンかけても、うんともすんとも動きません。ジャッキを持ち出して・・・・
そこへ通り掛られた、下のSさんのお母さん
『本当に大変だ、もう雪いらないよぉ・・・』
そしてSさんのご主人がシュベルカーで助けに来て下さいました。
力強いショベルカー、牽引ロープも持ち合わせていなくて・・・・
本当に助かりました・・・ありがとうございました。。。
昨日から娘達夫婦四人が新年のお祝いに。何時もの杣酒持参で泊まりに来ました。
薪ストーブもガンガン燃やし、部屋の中は暑い位ですが、普段は空調暖房完備の家に住んでいる所為か、少し動いては、
『この家は寒いなあぁあ・・・』の連発です。
又昨夜まで、気配も無かった雪が今朝は真っ白に15cm〜降り続き20cm程積もりました。
7時前に来て下さった除雪車が、
ドンドン・・・『車除けて貰えませんか・・・』
巾寄せして置いた積もりが、『除雪車って大きんだなあぁあ・・・』パジャマ姿で、車を移動・・・
その後孫のK君と杜子春は雪掻き後雪だるま作り・・・・急な坂をソリ滑り・・で、小さな手が冷めたぁ〜くなり、小さなボールにぬるま湯を入れて温めました。
今年のお年玉はこの椅子にも机にもなる小さな家具(材は栗の木)と白い毛糸玉のボンボリのついた手作りマント、マントは娘のスカートを再生しました。
今朝の気温マイナス11度、9時−1度、室内9度。
風も無く温かな日差しがとっても気持ちがいい・・・。
先日ご近所の方から猪の肉を頂きました。
今迄にウサギ・熊・カモシカ等は開田に来て何度か食べる機会がありました。
ウサギやリスが可愛いと云いながら、湯気の立ったお鍋の前では、箸も自然に動いて行く・・・・息子達が巣立ってからは菜食中心ですが、食にはやっぱり興味があります。
でも猪は初めてです。落語の池田へ『しし買い・・・』を思い出しながら。
肉の肌の手触りは、滑りそうにつるつるです。
少しの水とお酒で一時間位煮て・・と教えられ、
薪ストーブの上で2時間以上コトコト煮て、トロケル程に柔らかくなりました。
味噌がいいとの事で、味醂少しと生姜をすり入れ、ネギとシメジを少し入れました。
柔らかいお肉と味噌味がとても美味しく臭みなども全然無く、脂っこい汁も体にいいのかなあぁと全部頂きました。こんなに美味しい物なの・・・
共食いの杜子春も大満足のようです。